昔と比べて結婚相手との出会い方に変化がでてきています。
現在、「結婚相手や恋人と出会うきっかけとなる場所は?」という質問に対し、職場という回答が最も多い30%以上という結果に。(2020年6月LINEリサーチ調べ)
しかし社内恋愛では、
「周りの目が気になる…」
「もし別れてしまったら、仕事がしづらい…」
などデメリットも大きいですよね。
たとえ社内恋愛から結婚に至っても、共働きが一般的になり、寿退社が減少してきた現代では同じ職場で働くことに抵抗を感じている人も多いようです。
そんな世相を反映してか、今や結婚相手や恋人との出会いに「マッチングアプリ」は合コンと並ぶ結果に。
さらにお見合い・婚活パーティなども合わせると、約10人に1人は「婚活」で知り合っているという結果となりました。
本記事では、今や出会いのスタンダードになりつつある「婚活」。自分に合った出会い方がきっと見つかる、婚活の新しい出会い方とそれぞれの違いについて紹介します。
あなたに伝えたい4つのポイント
- 婚活は今やスタンダードな出会いかたの一つ
- 婚活には「仲人型」「データマッチング型」「インターネット型」の3つの出会い方がある
- 「仲人型」はアドバイザーがお相手選びから、お見合いのセッティング〜成婚までサポートしてくれる
- 「データマッチング型」「インターネット型」は、お相手が真剣に婚活をしているのか見極める必要がある
婚活には3つの出会い方がある
一言で「婚活」と言っても、
実際には何から始めたらいいの?
婚活に費やす時間や費用は?
人見知りです。初対面の人と二人きりで話をしないといけないの?
など、様々な不安がありますよね。
そんな不安や悩みを解決してくれる、婚活に踏み出せない人をサポートしてくれる3つの出会いがあるのを知っていますか?
- 「仲人型」
- 「データマッチング型」
- 「インターネット型」
自分に合うのはどの出会い方なのか。それぞれの特徴・メリット/デメリット・どんな人に向いているかを紹介していきます。
割高でも、すべてをお任せ1:「仲人型」の特徴・メリット/デメリット
仲人型とは、専門のアドバイザーが自分に合った結婚相手を探し、成婚までをサポートしてくれる婚活です。
「仲人型」のメリットは2つ
- 自分に合った結婚相手を探してくれる
- お見合いのセッティングをしてくれる
「仲人型」のデメリットは2つ
- 費用が高い
- 出会える人数が少ない
仲人型のメリット
1:自分に合った結婚相手を探してくれる
年収や年齢などの相手に求める条件だけでなく、価値観や結婚観まで考慮し、相性が良いかどうかを客観的に仲人が判断してくれます。
一人で探すと自分の考え方だけで決めてしまうので視野が狭くなってしまいがちですが、経験豊富な仲人が間に入る事で、第三者の目線が加わりより幅広くお相手を見つけることも。
2:お見合いのセッティングをしてくれる
お互いが会ってみたいと思ったら、仲人がお見合いのセッティングをしてくれます。
最近の仲人は、お見合いの席を設けるまででお見合いに同席する事は少ないようですが、もし初対面の異性とお話するのが苦手な人は同席してもらえる相談所もあります。
仲人型のデメリット
1:費用が高い
結婚相手を探し、お見合いのセッティングやアドバイス、成婚まで手厚いサポートを受けられる分、費用は他の婚活より高額になります。
さらに結婚が決まった多くの場合、「成婚料」が発生します。
2:出会える人数が少ない
自分に合った結婚相手を慎重に探し選んでもらえますが、他の婚活に比べて紹介してもらえる人数が少なくなってしまう場合も。
色々な人と出会って決めたい人には不向きな婚活です。
仲人型に向いている人
自分に合った結婚相手を見極める自信の無い人
婚活する時間が無く、すべてをお任せしたい人
安心できる環境で、自分で探したい2:「データマッチング型」の特徴・メリット/デメリット
基本は自分で、でも時にはサポートもほしいという人におすすめの婚活です。
「データマッチング型」のメリットは3つ
- プロフィール登録でマッチングできる
- 自分のペースで真剣婚活ができる
- 多くの異性にアプローチができる
「データマッチング型」のデメリットは2つ
- お相手の真剣さの見極めが難しい
- 自分で積極的に行動しないと難しい
データマッチング型のメリット
1:プロフィール登録でマッチングできる
有名な結婚相談所の多くは、入会するとまず会員のプロフィールを登録。
年齢や趣味、仕事などはもちろん、結婚相手に求める条件や性格診断テストでより相性の良い相手を見つけることができます。
「せっかくお見合いしたのに思っていた人と違った…」
ということがないように、データマッチングで厳選してお見合いすれば、より短期間で自分に合ったお相手とのお付き合いに進展することも。
2:自分のペースで真剣婚活ができる
自分に合った結婚相手をアドバイザーに探してもらう仲人型とは違い、自分の条件に合った相手をパソコンやスマートフォンでいつでもどこでも自分のペースで閲覧可能。
大手結婚相談所では、収入証明書や独身証明書などの提出が必須の場合が多く、安心して婚活できます。
3:多くの異性にアプローチができる
結婚相談所により人数制限がありますが、気になる相手が見つかったらどんどんアプローチしましょう。
その中で相手も自分を気にかけてくれたり、またはアプローチしてもらえたり…お見合いするまでのコミュニケーションで楽しく相手を知ることができます。
データマッチング型のデメリット
1:お相手の真剣さの見極めが難しい
職場や学校などの出会いとは違い、お見合いに至るまで相手を知る手段はデータのみです。各種証明書を提出していても、本気で婚活しているのかどうかまではわかりません。
実際お見合いをしてお付き合いが始まってから、実は遊びだったということもあります。
2:自分で積極的に行動しないと難しい
大手結婚相談所などは会員数も多く、比較的出会いやすいですが、自分の条件に当てはまる新規会員が日々何十人も増えるわけではありません。
筆者も登録後、毎日のように検索していました。
結果同じ条件で毎日検索しても、ヒットするのは閲覧したことがある人…という日々が続きました。
より多くの人とマッチングできるように、最初に登録した条件を少しずつゆるめていき、さらにこちらから積極的にアプローチしていく必要があります。
データマッチング型に向いている人
より多くのお相手とコミュニケーションをとりたい人
自分で積極的に行動できる人
自分のペースで婚活したい人
格安で気軽に3:「インターネット型」の特徴・メリット/デメリット
アプリ検索で「婚活」を検索すると、数え切れないほどの「マッチングアプリ」や「婚活アプリ」が紹介されます。
その多くが「インターネット型」婚活です。
「インターネット型」のメリットは2つ
- 費用が格安
- 気軽に婚活できる
「インターネット型」のデメリットは1つ
- 出会い系感覚で登録している人がいる
インターネット型のメリット
1:費用が格安
「仲人型」「データマッチング型」との違いで第一に挙げられるのは費用の安さです。
特に女性は格安のサイトもあり、まずはインターネットで…という人も多く登録しています。
2:気軽に婚活できる
インターネット型婚活の多くは、まずは会員登録を済ませ、プロフィール画面に自己PRや相手に求める条件などを入力。
すると自分が入力した条件に合ったお相手が紹介されます。
お相手側からも自分のプロフィールを閲覧できるので、「あしあと」と呼ばれる閲覧履歴や、気になるお相手に「いいね」を送りあうことでアプローチへ。
自分のメールアドレスなど連絡先を教えなくても、サイト内でメッセージの交換ができるサイトが多く、実際会ってお付き合いに発展するまでお互いの情報を交換しなくても婚活を進めることができます。
インターネット型のデメリット
1:出会い系感覚で登録している人がいる
仲人型・データマッチング型に比べ費用も安く、厳しい審査もほとんど行われないので、中には真剣に婚活していない人も。
収入や学歴なども自己申告のみの場合が多いため、プロフィールすべてを信じて婚活を進めるのは危険。
もちろん噓偽り無く登録している人もいますが、それを見極めるまでは自分の住所や仕事場などは安易に教えない方が安心です。
インターネット型に向いている人
婚活というより、恋活寄りの人
メッセージの交換で、相手を知ることに自信のある人
まとめ
婚活サイトや結婚相談所、マッチングアプリの出会い方のおさらい
- 婚活は今やスタンダードな出会いかたの一つ
- 婚活には「仲人型」「データマッチング型」「インターネット型」の3つの出会い方がある
- 「仲人型」はアドバイザーがお相手選びから、お見合いのセッティング〜成婚までサポートしてくれる
- 「データマッチング型」「インターネット型」は、お相手が真剣に婚活をしているのか見極める必要がある
いかがでしたか?
それぞれのメリットとデメリットを考慮して、まずは自分自身を知り、自分に合った出会いかたを見つけることが婚活の第一歩です。
前進すると同じ想いで婚活している人が大勢いることに気づくはず。
幸せな結婚に向かって、ポジティブな気持ちで婚活を楽しんでください。